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奥定山渓カムイの森についてABOUT

森の時間に還る場所

CONCEPT

奥定山渓カムイの森は、
支笏洞爺国立公園の中に位置する、
約21ヘクタールの私有地です。

標高400m、豪雪地帯。
冬に降り積もった雪は森を守り、
やがて水となって巡ります。

この土地は、
単なる果樹園でも、観光施設でもありません。

森、果樹、湧き水、野生動物、
そして人間が、同じ循環の中にある場所。

五感を使って自然を“消費”するのではなく、
森の時間の中に身を置く。

大人も子どもも、
本来の感覚に還っていく場所です。

国立公園の森で
育つということ

ここで育つ果実や野菜は、
ただ甘いだけのものではありません。

支笏洞爺国立公園の森の中、
標高400mの豪雪地帯という自然環境で育ちます。

冬は深い雪が果樹を守り、
春には雪解けが土を潤す。
夏は強い日差しと澄んだ風が抜け、
水は無意根山の伏流水が支えます。

人工的に整えすぎない。
与えすぎない。

土、水、風、太陽、月。
森の条件そのものが、実りをつくります。

だからこそ、
ここで育つ果実は、
甘さの奥に、力強さと透明感を宿します。

野性でありながら、品がある。

私たちはその在り方を、
Noble Wildと呼んでいます。

国立公園の森で育つということ。
それ自体が、価値です。

この森だけの
時間が流れる

CONCEPT

奥定山渓カムイの森には、
四季という言葉では足りない時間が流れています。

ここでは、この森だけの二十四節気・七十二候を基準に、
農事と営みが巡っています。

雪が深く積もる冬。
雪解けがゆっくりと土を潤す春。
強い光と澄んだ風が抜ける夏。
静かに実りを深める秋。

標高400mの豪雪地帯という条件の中で、
自然の移ろいは、都市とはまったく異なる速度で進みます。

人の都合ではなく、
森の暦にあわせる。

増やしすぎない。
急がせない。

国立公園の中にあるということは、
守られているということでもあり、
同時に、自然の時間を尊重するという選択でもあります。

ここには、 この森固有の循環があります。

守りながら、
還ってこられる森へ

奥定山渓カムイの森は、
拡張するための場所ではありません。

森を削って広げることも、
大量に人を受け入れることも、
効率だけを優先することも、
私たちは選びません。

国立公園の聖域の中にあるという条件は、
結界に守られているということでもあり、
同時に、守る責任を持つということでもあります。

この森の循環を壊さず、
野生の気配を感じながら、
自然の時間を急がせず、
実りを過剰に求めすぎない。

それは、
訪れる人が何度でも還ってこられる場所であるためです。

野生美あふれる景色。
森の空気とフィトンチッド。
季節ごとに異なる実り。
静かに刻まれる森の時間。

一度きりの消費ではなく、
年に一度、二度、
人生の節目ごとに思い出す場所。

増やすことよりも、
続くことを価値にする。

この森は、
訪れる人の時間とともに育っていく
聖域(sanctuary)です。

守られた国立公園の森で過ごす時間。
それは、未来へと続く価値です。

園内マップMAP

園内マップ