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2021.6.21

定山渓ファームでは、今年より通信販売を始めました。

けんたろういちごは、昨年夏の終わりから

通販専用ハウスで「極上のけんたろういちご」を栽培してきました。

一粒が大きくなるよう栽培方式を変えて

色、艶、香り、甘みと酸味のバランスを

独自の栽培技術を、さらに磨きをかけ

贈答品にご利用いただけるトップクラスの品質となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

けんたろうは、育てるのが簡単ではない品種で

収穫期間も、もともと短く

収量も他のいちごよりも少ないため

希少品種と言われています。

北海道の育成登録品種のいちごのため

北海道以外では栽培することができません。

 

そういった理由から地元でも

最高級いちごとして知られるようになってきましたが

北海道内でも一般市場には、ほぼ出回っていない品種です。

 

かなり前から、北海道の果樹生産農家や、

観光果樹園でも、けんたろうが栽培

されるようになりましたが

やっとここ数年で、いちご狩りで高級品種のけんたろうを

食べ放題で楽しむことができるようになりました。

 

近年、いちご狩りで希少でかつ高級品種が楽しめるのは

農業者ごとの正しい独自のこだわりと、冴えた技術力を磨き、

踏ん張って農業を継続されている

北海道の農業者の血と汗と涙の結晶だと言い切っても

過言ではありません。

 

それぞれの農業者は、それぞれの地で

環境に合わせた独自の栽培法を日々探求し

努力を重ね、けんたろう品種を守り、作り続けることによって

北海道の品種を全国に認めてもらえるまでになりました。

 

いまでは本州からの引き合いが多くなっており

高い評価をいただき、当園も北海道外に出荷できるようになりました。

 

同じように北海道の他の農園も、努力と商品のクオリティーが正しく評価され

北海道外にどんどん出荷するまでになったことは

本当に嬉しく思います。

 

そんな中、けんたろうの 良い性質だけをまとめた

後継者ともいうべき新たな品種の「ゆきララ」も

昨年より登場しました。本格的に北海道全土で

たくさん栽培されるようになるのは、

あと数年かかるかもしれません。

当園も、「ゆきララ」の栽培を開始しており

来年の果物狩りからは、けんたろうの血を引いた

ゆきララもリリースできると思います。

 

 

 

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